「夢のコンピュータ」とも称される量子コンピュータ関連株が、取引市場で急騰している。
3日午前9時37分時点で、ウリネットは前日比14.09%上昇し、1万120ウォン(約1,080円)で取引されている。この企業は量子暗号通信に対応した光回線パケット伝送装置を開発しており、量子コンピュータの代表的な関連銘柄と見なされている。先月9日に一時5,830ウォン(約625円)まで下落した株価は、1か月足らずで2倍に跳ね上がった。
量子コンピュータ関連技術を保有するCoweaverも13.96%の急騰を見せ、9,060ウォン(約970 円)で取引が行われている。先月10日に3,935ウォン(約420円)を記録した株価は、1か月も経たずにこの日9,540ウォン(約1,020円)まで上昇し、約3倍になった。
その他、Dream Security(8.54%)、Wooriro(6.47%)、Opticis(5.94%)、SOLiD(5%)なども上昇している。
量子コンピュータは、従来のコンピュータが0と1を順次計算するのに対し、0と1を同時に処理することで、従来を上回るスピードと精度で問題解決を可能にするとされる。自動運転や宇宙、金融、新薬開発など、複雑な研究が先行する分野で主に活用される。
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