
ドナルド・トランプ米大統領は12日(現地時間)、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領と相次いで電話会談を行った。終戦の機運が高まる中、国内のウクライナ再建関連株が急騰している。
13日午前9時10分現在、HD現代建設機械は前日比15.61%上昇し、8万7,400ウォン(約9,145円)で取引されている。範陽建設(13.93%)、全進建設ロボット(12.54%)、HD現代インフラコア(11.45%)なども上昇している。
トランプ氏はこの日、自身のSNS「トゥルースソーシャル」に「プーチン大統領と長時間にわたる生産的な電話会談を行った」と投稿し、「ウクライナ、中東、エネルギー、人工知能(AI)、ドルの影響力、その他のテーマについて議論した」と明かした。
両首脳の会話は約1時間30分に及んだとされる。米露首脳が直接連絡を取ったのは、ロシアがウクライナ侵攻を開始する前にジョー・バイデン前米大統領が連絡を取った2022年2月以来、初めてのことだ。
トランプ氏は「プーチン氏との相互訪問を含め、緊密に協力することで合意した」と述べ、「双方の交渉チームが(ウクライナ戦争終結に向けた)交渉を直ちに開始することで合意した」と語った。
クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官も、トランプ氏とプーチン氏が直接会談を含む接触を継続することで合意したと述べた。さらに、プーチン氏がトランプ氏のモスクワ訪問を招待するなど、米国の関係者を迎える準備が整っていると明らかにした。
トランプ氏はプーチン氏との通話後、ウクライナのゼレンスキー大統領とも電話会談を行ったと発表した。
会談後、トゥルースソーシャルに「ウクライナのゼレンスキー大統領と今、電話で話した」と投稿。「会談は非常に良好で、彼もプーチン氏と同様に平和実現を望んでいる」と明らかにした。