
世を去った韓国の女優キム・セロンの遺族側が、元芸能リポーターのユーチューバーAを追加で告訴した。
キム・セロンの遺族を代理する法律事務所「プユ」のブ・ジソク代表弁護士は、3月27日午後5時50分頃、ソウル西大門警察署にユーチューバーAに対する告訴状を提出した。
ブ弁護士は「Aが故人の名誉毀損と遺族への嫌がらせ動画を継続して投稿しているため、ストーキング容疑での告訴と共に暫定措置を要求した」と明かした。
暫定措置についてブ弁護士は「動画の削除や逮捕令状の請求など、Aの継続的な嫌がらせを阻止するための要求だ」と説明した。
Aはキム・セロンの生前3年間に故人に関する動画を4本以上制作し、訃報後はその動画を非公開にした。
遺族側はAがキム・スヒョンの所属事務所と結託し、キム・セロンが俳優キム・スヒョンと撮影した写真のSNS投稿を「自作自演」と主張する動画を制作したと指摘した。キム・セロンがAの動画を見て深刻な精神的苦痛を受け自傷行為に及んだと主張した。これを受け遺族は3月17日、Aを名誉毀損容疑で告訴した。
Aは3月13日、キム・スヒョンと結託してキム・セロンを苦しめたという疑惑に対し「事実無根」と反論する動画を投稿した。その後、キム・セロンと遺族に関する動画を13本投稿した。これらの動画でAは、キム・セロンが生前に何度も自傷行為をしていたにもかかわらず遺族が無関心だったと主張した。さらに、キム・セロンがアメリカで結婚し妊娠もしていたとする録音を公開した。