
ネット上に不適切なコメントを添えた新生児の写真を投稿し、児童虐待の疑いが持たれた韓国・大邱(テグ)広域市のある大学病院の看護師が警察の捜査対象となった。
大邱警察庁は今月3日、大邱にある大学病院に勤める看護師Aと病院長Bをそれぞれ児童虐待容疑で書類送検し、捜査を進めていると発表した。
Aは先月、SNSに新生児の集中治療室で勤務する様子とともに無断で新生児の写真を投稿した。Aは写真とともに「間欠性爆発性障害になりそう」、「(赤ちゃんを)落としたくなる」など、医療従事者として不適切だと批判を浴びるコメントを投稿した。
写真の中の新生児の両親は、Aの不適切な発言や写真の投稿に加え、新生児の集中治療を行う際に滅菌手袋を着用しなかった点などを児童虐待と見なし、4月2日にAを大邱南部警察署に告訴した。両親側は病院長Bについても管理責任を果たさなかった容疑で告訴した。