10代女性たちがグルーガンで作った涙の型を使い、「涙メイク」を楽しんでいるというニュースが伝えられた。
23日(現地時間)、香港の南華早報(SCMP)は日本の報道を引用し、「3D涙メイク」が最近、女子中学生の間で注目を集めていると報じた。
この「3D涙メイク」は、グルーガンで作った涙型のパーツを肌に貼り付ける手法で、以前、海外で流行した。
具体的には、プラスチックシートにグルーガンで涙型を作り、それが固まった後、眉毛用接着剤や二重接着剤を使って顔に貼り付ける。
身近にある材料で簡単に雰囲気を演出できることから、若い女性たちの間で人気を集め、SNSに投稿された自撮り写真を通じて広まっていった。
その後、多くの人がグルーガンを使ってさまざまな装飾を作り始め、一部の地域ではグルーガンの材料が品薄になる事態が報じられた。マーケティング企業AMFによると、10代の間での流行は通常2週間から1カ月程度続くという。
高価な化粧品を複数購入するのが難しい中、手に入れやすい材料を使った創造的なメイクのアイデアがSNSで共有され、これが一種の遊び文化として定着したと分析されている。
しかし、海外のネットユーザーからは「アホらしい」「奇妙だ」「涙というより鼻水に見える」「かわいくない」など、批判的な声が上がっている。国内でも「本当に女子中学生の間でこんなメイクが流行っているのか」と嘆く声がある。
製造業者は、工業用や工芸用のグルーガンが肌に刺激を与え、アレルギーを引き起こす可能性があるため、長時間肌に接触させないよう警告している。
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