
銅価格が1万ドル(約150万1,865円)を再び突破するなど上昇基調が続く中、関連銘柄は26日の取引開始直後から一斉に強含みとなっている。
同日午前9時10分現在、イグ産業は前営業日比760ウォン(約78円)高の5,550ウォン(約568円)を記録。他の銅関連銘柄とされるソウォン(7.44%増)、イゴン産業(5.92%増)、プンサン(5.67%増)、テチャン(5.12%増)、テウォン電線(4.93%増)なども軒並み上昇している。
銅関連の上場投資証券(ETN)である「メリッツレバレッジ銅先物(4.73%増)」「サムスンレバレッジ銅先物(4.31%増)」「KBレバレッジ銅先物(4.05%増)」なども同様に強含みで推移している。
現地時間25日、ロンドン金属取引所(LME)における銅の現物価格は前日比1.77%高の1トン当たり1万91.54ドル(約151万5,1781円)を記録。19日の取引中に1万ドル(約150万1,433円)を突破して以来、約1週間で再び1万ドル台を回復した。年初(8,691.69ドル(約130万5,000円))と比較すると16.11%の上昇となる。
三星先物アナリストのオク・ジフィ氏は「トランプ政権による銅関税への懸念が続く中、最大の生産国であるチリからの銅の出荷が中断されたとの報道を受け、価格が大幅に上昇した」と分析している。