北朝鮮軍がウクライナ戦争へ派兵を行ったことにより国際情勢が混迷を深める中、韓国とアメリカの外交・国防トップがワシントンで対面する。
韓国外交部の発表によると、チョ・テヨル外交部長官とキム・ヨンヒョン国防部長官、トニー・ブリンケン米国務長官、ロイド・オースティン米国防長官は、来る31日(現地時間)ワシントンで第6回韓米外交・国防(2+2)閣僚会議に出席する予定だ。外交部は「今回の会議で両国閣僚は、朝鮮半島問題、韓米同盟協力、地域問題などについて、グローバル包括的戦略同盟として深度ある包括的な議論を行い、会議結果を反映した共同声明を採択する予定だ」と述べた。
韓米外交・国防閣僚会議の開催は2021年以来3年ぶりとなる。今回の会議では北朝鮮軍の派兵問題が急速に拡大していることから、同件への対応策が議論されると予想される。会議に先立ち25日(現地時間)には韓米日の国家安全保障担当者会議が開かれ、北朝鮮とロシアの軍事協力を非難する声も上がった。
チョ長官はブリンケン長官と別途韓米外相会談も開催し、韓米同盟と韓米日協力、北朝鮮問題に関する韓米間の連携方策を協議する予定だ。
韓国の二人の長官は会議の後続いてカナダのオタワを訪問し、メラニー・ジョリー外相、ビル・ブレア国防相とともに来月1日、第1回韓加2+2閣僚会議を開催する。
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