
ガールズグループNewJeans(ニュージーンズ)が裁判所の判断により、当面すべての活動を一時中断する。
24日、音楽業界関係者によると、NewJeansは前日の香港で開催された「ComplexCon Hong Kong 2025(コンプレックスコン香港2025)」の公演で、「実は今日のステージが当分の間最後の公演になるかもしれない」と述べ、「私たちは裁判所の決定を遵守し、すべての活動を停止することにした。簡単な決断ではないが、今この時点では私たちにとって必要な選択だ」と明かした。
ソウル中央地裁民事和解50部(首席部長裁判官キム・サンフン)は21日、ADOR(アドア)がNewJeansメンバーを相手取って申し立てた「企画会社地位保全および広告契約締結などの禁止」の仮処分申請を全面的に認める決定を下した。
裁判部は「提出された債務者(NewJeansメンバー)の主張と資料だけでは、債権者(ADOR)がこの事件の専属契約上重要な義務に違反し、それによって解約事由が発生したか、または相互の信頼関係が取り返しのつかないほど破綻したという点が十分に立証されたとは言い難い」と判断した。
これによりNewJeansは、本訴訟の一審判決が出るまでADORとの協議なしに独自の活動ができなくなった。メンバーたちの決定は、活動を中断してもADORには戻らないという意思表示と解釈される。
メンバーのミンジは香港公演で「簡単ではないということをよくわかった上で始めた」と述べ、「裁判所の決定とその過程を受け入れながらも、私たちは互いを守るために声を上げていくつもり。その選択を後悔することはない」と語った。
ヘインも「ある方々は、ただ我慢して(ADORに)残った方が良かったのではないかと思うかもしれない」としながら、「しかし、私たちにとって今回のことは自分たちを守る行為だった。そうすることで強くなってまた戻ってこられると信じている。だからこそ、私たちはこの選択を絶対に後悔しない」と述べた。
ミンジは「心を落ち着かせる時間を持ち、再び頑張って前に進もうと思う」とし、「これが終わりではないことを知っていてほしい。私たちは必ず戻ってくる。その時は本当に明るい笑顔で皆さんに再会したい」と語った。
NewJeansはこの日、新曲「ピットストップ(Pit Stop)」のステージも披露した。