
米アップルは、韓国国内のアップルストアでiPhoneを購入する際に、最大24カ月の無利子分割払い特典を提供すると発表した。
この特典は、提携カードを利用して購入した場合に適用され、対象となるカード会社にはBCカード、KB国民カード、新韓(シナン)カード、現代カード、ハナカード、NH農協カード、ウリカード、サムスンカード、ロッテカード、光州(クァンジュ)銀行などが含まれる。
従来、韓国のカード会社では3カ月から12カ月の無利子分割払い特典が提供されていたが、最大24カ月の特典導入は今回が初となる。また、この特典は、アップルの下取りプログラムとの併用も可能だ。
iPhone 16シリーズは、韓国で125万ウォン(約12万7,732円)〜190万ウォン(約19万4,152円)で販売され、発売時の価格に変更はない。日本と韓国でのiPhone発売価格を米国現地価格と比較した結果、韓国の価格が高いことが確認された。
一方、ベトナムではiPhone 16シリーズおよびiPhone 16eの販売価格が大幅に下落した。特にiPhone 16 Pro Maxは発売当初より約30万ウォン(約3万662円)安くなり、その他のiPhone 16シリーズも5〜15%程度の価格下落が見られた。発売から間もないiPhone 16eも4〜5%の価格下落が確認されている。
韓国国内では、主要通信3社(SKテレコム、KT、LGユープラス)を通じて購入した場合、発売時の出荷価格から7,000ウォン(約715円)〜1万ウォン(約1,022円)の値下げにとどまっている。ただし、公示支援金や選択約定割引を考慮すると、実際の負担軽減幅はこれよりも大きくなる可能性がある。
アップルは、今回の無利子分割払い特典をiPhone購入時の負担軽減策として導入したと説明している。