新世界グループの鄭溶鎮(チョン・ヨンジン)会長がドナルド・トランプ次期大統領と会談する可能性が高まり、新世界I&CとEマートの株価が急騰している。
20日午前9時34分現在、新世界I&Cの株価は前日比7.01%上昇し、1万1300ウォン(約1,220円)で取引されている。Eマートも2.19%上昇している。
鄭会長は、トランプ次期大統領の長男トランプ・ジュニアに招待され16日からトランプ氏の私邸であるフロリダ州パームビーチのマー・ア・ラゴ・リゾートに滞在中だ。
経済界の関係者によると、鄭会長は当初16日から19日午前までの3泊4日の予定だったが、20日午前まで1日延長され、さらに21日午前まで再延長されたという。
このため、トランプ次期大統領との直接会談の可能性が高まったと推測されている。
鄭会長はトランプ・ジュニアと親密な関係を築いてきた。人間的、感情的な面だけでなく、同じプロテスタント信者として宗教的にも非常に近い関係だという。
両氏は今年だけで4回会っている。鄭会長の今回のマー・ア・ラゴ・リゾート訪問に先立ち、トランプ・ジュニアが韓国を公式または非公式に3度訪れ、鄭会長と面会している。
鄭会長はマー・ア・ラゴ・リゾートで少なくとも3回トランプ・ジュニアと食事を共にし、親交をさらに深めるとともに、ビジネスに関する話し合いも行ったと伝えられている。
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